中村文則

 

何もかも憂鬱な夜に (集英社文庫)

何もかも憂鬱な夜に (集英社文庫)

 

 これ。良かった。

登場人物の破滅的衝動に陥る気持ちって

すごくわかる。もうどうしようもなく

何もかも壊してしまいたくなる時とか。

殺人とかまではいかないけど、なんとなく。

芸術の素晴らしさも語ってるけど、以前

石野卓球が話してたけど彼が外国のとある

芸術家から芸術というのは生きていくうえで必要は

ないが、芸術がないと心が枯れてしまう、と

いう話を聞かされたらしく、まさにこの小説に

合った話だと思った。音楽があったから心が

死んでない気が自分はする・・・・・・。

 

クソかっけえとかクソおもろいとか

カッコ悪いから言いたくない。英語で

言えば「fuckin'~」と言っているようなものなんでしょ?

たぶん。だとしたらあのリアムみたいな感じじゃないか。

恥ずー・・・・・・。自分を諫める意味でも・・・・。