この間ミッシェルガンエレファントの
映画を見て来た。富山の数少ないミニシアターのほとり座という
映画館で、ライヴ映画特集という企画で週替わりで色々なアーティストの
映画を上映していて、ミッシェルの映画もその一つとして上映されていた。
解散ライブの映画なんだけれど、僕は実際その場に
行っていた。整理番号が異常に悪く、ブロックも後ろだったのも
あるが、正直あんまりいいライブには感じなかった。
今回映画を見て抱いたライブの感想はほぼ同じで、悪くもなく
かと言って凄く良いわけでもなく。そういうライブだったのだと思う。
2003年。もう20年以上前だ。僕は21歳・・・とか思うと眩暈がする。
映画の感想としては、ちょこちょこ挟まれる村上淳(なぜ?)の
モノローグが寒いのと、昔の映像を見て懐かしいなあと思うのと、
上記のように文句言ったもののやはりライブはとにかくカッコよかった。
このうちのもう2人がいないんだよなぁ。と思うけれど、
実感として全くそんな気がしない。アベは亡くなってからもう大分
経つから感じるけれど、チバの死は正直まだ受け止められていない。
自分の思春期、青年期のロックスターが死ぬとこんなにも
辛いのか。彼がいないという事が実感として全く感じられない。
早い。早かったよね・・・・。
映画の上映中「スモーキンビリー」で盛り上がって腕を
上げてサビの「愛と!いう!憎悪!」って叫ぶまでいかないが
声を上げている人がいて、マナー違反だけれど気持ちはわかると思った。